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サグレブ〜リュブリャナ入り

2019.10.31

こんばんは!

ラジコンの竹中です。今回も前回同様クロアチア旅行の続きです!プリトヴィツェの後はお隣の国スロベニアの首都リュブリャナへ。朝7時の電車でリュブリャナへ向かいます。

朝なのでまだお外真っ暗。

クロアチアとスロベニアは鉄道内で国境をまたぐことになるので、途中で警察が乗り込んできてその場でパスポートチェックされます。日本ではあり得ない経験で終始ビクビクしっぱなし、、ですがなんとか無事出入国することが出来ました。

ちなみに、クロアチアとスロベニアは通貨が違うので注意が必要です。レストランやホテルなどはカードが使えるところがあるのでそこまで気にならないのですが、鉄道で切符を買うときやチケットを買う時などはキャッシュのみがほとんど。

 スーパーやパン屋さんも殆どがキャッシュのみ。

 ちなみにクロアチアがクーナ(1クーナ=16円)でスロベニアがユーロ。クロアチアでもユーロが使える店はあるにはあるのですが、ほとんどのところがクーナのみしか使えません。。

日本ではユーロにしか換金出来ないので、クーナはクロアチアの空港で換金するしかないです、、ご参考までに。

 

 と、色々面倒はあるものの無事リュブリャナ入り!

観光に来たらここ!と言われるようなところにとりあえず行ってきました。三本橋、龍の橋、聖ニコラス大聖堂、リュブリャナ城(節約のため遠目から)といったところですが、そのほかで一番印象に残ったのがスロベニアの建築家プレチェニクが設計したスロベニア国立大学図書館。外観は煉瓦と石がランダムに貼られた特徴のある建物。70年前に建てられた建物ですが、古さを感じさせないデザインです。

素材の異なる大理石を多用したデザインにも関わらずまったくいやらしさがないのが不思議ですね。エントランスは扉開けていきなりの大階段。アスプルンドのストックホルム市立図書館が木の温かいぬくもりと正対するデザインです。

 その先に図書館があるのですが、平日は生徒及び会員しか入れず撮影も禁止。

 確かに、勉強中に横で観光客がパシャパシャ写真撮られたら嫌ですもんね。。せっかくきたのに、、と思ったのですが諦めきれず会員になって内部も見学!平日なので写真を撮ることが出来なかったのでホームページから拝借した写真を載せておきます!

ディテールに凝った造形美が素晴らしい館内ですが、それ以外に気になったところが正面の窓。実は二重窓になっていて光がとても柔らかく差し込んできています。エントランスの石の雰囲気から一変して木の暖かい温もりのある空間。しかしアイアンで作られたランプや階段といったディテールが場に緊張感をもたらしています。

 地下の生徒たちのロッカースペースやカフェも素敵なデザインです。

図書館を出た後は街をブラブラ。

街の中心地は車の乗り入れが出来ず殆どが歩行者天国です。そのため通りにはちょっとしたストリートファニチャーが多く、歩行者に優しい街づくりになっています。歩車分離が明確なので人の居場所が分かりやすくなっている。これって街としてとても重要なことなんだなと体感することが出来ました。

 観光地としては1日で終わる程度の街ですが、それ以上の魅力がリュブリャナにはありました。

ちょっとグロテスクな豚。

夜は広場で開かれていた屋台まつり(?)で食事。こっちのムール貝は日本のものと比較して小粒なのですが、味が濃くて濃厚!白ワインのお供に最高です!

皆様もスロベニアにこられた際は是非リュブリャナにも立ち寄って見てください!

では!