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「全方位窓の家」渡辺篤史の建もの探訪で「東村山の家」が紹介されました

2026.09.03

8月5日(土)の「渡辺篤史の建もの探訪」という番組にて、「東村山の家」が紹介されました。こちらの建物は縦横共に各々の空間がスライドしているのが特徴で、番組上では「縦横にスライドした空間 全方位窓の家」として紹介されました。

平面的に見ると、玄関からの奥の3層からなる個室のエリアと、その手前のLDKと収納、水回りからなるエリア、そして玄関のエリアの3つの箱で計画されたエリアが左右に振れて配置されています。
 また、個室のエリアとLDKのエリアは断面的にもスライドさせ、スキップフロアで繋げています。

スライドさせた余白の部分は庭を設け、庭を介して個室群が見えるようにしています。

家の中にいて、自分の家が垣間見える。
昔から使われてきた手法の一つで空間を大きく、広く見せる効果があります。

メインのLDKはDK部分とレベル差をつけて、リビング側からも食事が出来る様にしています。キッチンには手元隠しの板を付けることでリビング側からキッチンが見えにくいよう工夫をしています。

コーナー窓から遠くに見える緑の借景に、渡辺さんもご満悦!


リビングの奥に位置する各個室へはスキップフロアによってリビングと繋がっており、上下階への昇降の負担を軽減しています。個室と会談室を仕切る壁は安全性を考慮し、ガラスより割れにくいポリカボネート板を使用しています。


各個室は、一方は外へと視線が抜け、もう片方にはリビングへと視線が抜けるよう計画しております。
スライドさせることで生じる外壁面は全て開口部になっているため、リビングは南からの直射光が降り注ぎ、個室は北からの間接光で常に一定の明るさを取り込むことにしています。

 北窓は暗い印象ですが、隣家からの距離が一定以上離れている場合は十分な明るさを取り込むことが出来ます。

地下は東側にも窓を取り、2面採光で十分な明るさを確保しています。

本棚を兼ねた地下の階段。

玄関入ってすぐ横の空間にはウォークスルー可能なファミリークローゼットを用意しています。廊下と分ける壁は天井まで建てないようにして圧迫感を軽減しています。

家具は洗面台に至るまで全て大工さんによる現場造作とすることでコスト削減に努めています。


浴室はユニットバスと造作で見積もりの比較検討をした上で決めました。
今回は壁をFRP防水に直接塗装することで減額化に努め、造作による浴室で計画しました。


以上が建物の全容となります。ブログでは書ききれないことも多々ありますので、
放送をご覧頂いた方も、そうでない方も、もしこの家について気になったことがあればいつでもご連絡ください!
では!