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夏を満喫!

2020.09.10

こんにちは、ラジコンの竹中です。

気づけば前回のブログ更新から早いもので1ヶ月が過ぎてしまいました。。。

今年の夏はお盆の帰省の規制もあったので自由に動けず、引きこもりの日々を過ごしておりました。

が、

このウズウズした気持ちを少しでも発散させるため、ソーシャルディスタンスを意識しながらせっかくなので今年の3月にオープンした高輪ゲートウェイ駅に行ってきました。

ホームから階段を上がると壮大な鉄骨の架構がお出迎え。屋根が浮いているようなそのデザインは隈研吾氏によるものです。

改札を入るとすぐにコンビニがあるのですが、このコンビニ、実はレジがありません。

その代わりにこの天井についている無数のカメラが入ってきた人がどの商品を取ったのかを判別し、自動的に精算してくれるそうです。

高輪ゲートウェイ駅限定?のエビスビールや色々な商品が売られています。

最後はレジのようなゲートの前に行くと液晶に手に取ったものが勝手に表示され間違っていなければ自分で精算して購入完了です。

まだまだ試験的なのでしょうか。私が行った時には係員の人が1名、精算の方法などを指示しておられました。完全無人化のレジが標準化されると画期的ではありますが、たくさんの人達が職を失われそうな気もしてなりませんね。

詳しくは下記のリンクにも掲載されていますので、併せてご確認下さい。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2006/08/news018.html

「売れなかった」ハムサンド、カメラ50台で真相解明 高輪GW駅「無人決済コンビニ」の実力

高輪ゲートウェイ駅では改札もかなり斬新です。

ICタッチ部分が上ではなく横に付いており、表示板も横に付いています。

ただ興味本位に「かっこいいな」と思って通過したのですが、後になって分かったことなのですが、これ、車椅子の方にも使用出来るデザインになっているんだと気付いた時には驚きました。

確かに幅も普通の改札に比べて広くなっています。

普通にカッコいい。。

正直な感想でした。試験的にここ高輪ゲートウェイ駅と新宿駅の新南側改札で使用されていますが、今後は全国に広まれば良いですね!

詳しくはこちらにもリンクがありますので、載せておきます!

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200130-OYT1T50100/

西側の階段を降りると、JR東日本が高輪ゲートウェイ駅前に特設会場を設置し、2020年7月14日~9月6日まで開催する期間限定のイベント「Takanawa Gateway Fest」の真っ最中でした。事前予約が必要なゲートには入ることが出来なかったのですが、楽しいイベントに参加することが出来ました!

まずはこちら。新しい車椅子レースをVRで体験出来るエリアです。

この車椅子のコンセプトはズバリ「みんなが乗りたくなる車いす」!

車椅子は本来体の不自由な方や高齢者の方が使用する、どちらかというとネガティブなイメージが強いものですが、この車椅子は健常者の方でも「かっこいいから乗りたい!」と思ってもらえるようにデザインされたものだそうです。

 この視点ってとても素晴らしいことですよね。

 確かにこんなものが街中に走っていたら二度見してしまいそう。。。

高齢者、障害者、健常者、誰が見てもかっこいい、素敵だから乗ってみたいと思ってもらえる視点でものを考える。

 建築でいうバリアフリー設計も同様なことが言えると思います。福祉用の手すりやエレベーター、スロープ、多目的トイレといったものって「その人にとって使いやすい」ように設計されただけであまり「デザイン的にカッコいい」と思えるものが少ない気がしますよね。普通の人はあまり使ってはいけないんじゃないか?

そう思ってしまった瞬間に健常者との間にバリアが生まれてしまいます。

 福祉用のものだけど、健常者の方も使っていいですよ!かっこいいから使ってみたい!と思った瞬間に、健常者と障害者のバリアがなくなり、ユニバーサルなものになるような気がします。

 今までのバリアフリー設計ではなく、誰が使っても使いやすく、かっこいいと思えるものを作る。そんな考えに深く感銘を受けました。

ちなみに私のスコアは52秒で80位。

初めて挑戦して1分を切る人は相当珍しかったのか、スタッフの方からべた褒めされちゃいました。

その隣にあるのがボッチャというパラスポーツを紹介するコーナー。 

1対1に分かれてどちらかが先に白いボールを投げ、双方が青と赤に分かれボールを投げ合い最終的に白いボールに一番近くに玉がある方を勝ちとします。いたってシンプルなルールなのですが、投げ方が意外に難しく苦戦しました。

でもここは最先端技術を紹介する場。ただのボッチャではありません。

今までは人の手によって距離が計られていましたが、これはステージの上のカメラがボールの距離を自動的に計測して、モニターに距離を映し出します。

計測中、、、、

DISTANCE、、、

最先端。。

カッコ良過ぎます。

最先端技術を持って福祉を紹介するこのイベント。

今まではネガティブに捉えられていた世界が、なんだかワクワクする未来となって僕たちを楽しませてくれたら嬉しいですね!

その後は近くのコンテナショップでビールとラーメン片手にひと時のビアガーデンタイムを満喫。

様々な体験が出来て満足した1日でした!