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今年も宜しくお願い致します!

2021.01.18

こんにちは、ラジコンの竹中です。

もう2週間も過ぎてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます!

今年も宜しくお願い致します!

新年早々にご挨拶が出来なかったことが悔やまれます。。

というのも、新年明けはプレゼンや新たな現場が始まり、なんだかんだで慌ただしく過ごしておりました。忙しいのはいいことですが、忙しすぎるのも考えものですね。作業を分担して効率よく進めていければと思います!

さて、そんな2021年最初のブログは、新たに着工した現場とプレゼンの内容について少しについて少し書こうと思います。

SNSやホームページ等でも紹介していた中野の住宅のリノベーション工事が、12日から着工しました。

まずは前面道路沿いのバルコニーや塀を解体していきます。バルコニーはサンダーで切断し、細かくしてからトラックに積み込むので、切断する際にはすごく大きな音が出ます。

近隣から苦情が出ないか心配でしたが特に苦情もなく無事解体完了しました。

そのあとは建物廻りの配管、建物内の大引や根太を解体していく工程へと移ります。

今回リノベーションする建物は築47年と古く構造も旧耐震なので、部分的に柱や梁を構造補強しながら進めていくので、通常より手間が掛かる工事となります。

元々浴室などがあった部分の柱や土台はすでに腐っていてひどい状態に。。

柱に至っては完全に基礎から浮いています。

土台もほぼ機能していません。

こんな状態でよく崩れなかったな。。

旧耐震時代の建物の構造補強の場合、元の建物の構造がどのようになっているのか把握しておくことが大切です。

通常は建てられた当時の図面などで確認するのですが、

古い建物の場合、図面が無い事の方が多いので、壁や床を取り払って既存の柱梁や筋交いの位置を確認することも重要となってきます。

今回の建物もそのような理由から、内部のみ全て取り払いスケルトンの状態にしています。

この部分では通常まっすぐ伸びている梁が柱の上で組み替えられているので、柱を取る際には補強方法を考えながら撤去する必要があります。

解体して見なければ分からない部分です。

具体的な骨組みが見えてきて初めて補強方法が分かるので、これは重要な工程の一つだと言えます。

建物が崩れないように補強しながら構造を組み替えていくので、内心建物が崩れないかドキドキですが、施工方法を現場と共有しながら安全に進めていこうと思います。

さて次は、新年にプレゼンした住宅です。

北に向かってなだらかな傾斜がある丘の上に立つ住宅です。

敷地は北方向に視線が抜け、公園の緑も豊かなので、その緑を借景としながら視線が抜けるような建物にしようと思いました。

1階にリビング、2階に寝室といったシンプルな構成とし、リビングの大きな吹き抜けを介して上下の空間が繋がるようにしています。

外部と階を隔てる部分には障子を設け、柔らかく空間を分節します。

昔の日本の住宅にある良さを、現代の住宅に新たに解釈し直したものとして提案しました。

気に入ってもらえたら嬉しいな!

弊社では、ご提案時には図面だけではなく、このような模型を作ることも通常業務としていますので、図面だけでは読み取れない部分も模型を通して感じて頂くことが出来ます。

ハウスメーカーや工務店にはない柔軟なご提案が出来るのが弊社の強みなので、ご検討中の方は、ぜひ一度ご連絡下さい!

では皆さま、2021年もコロナに負けず、張り切っていきましょう!