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どんな仕事もしっかりと
2020.12.22こんにちは!
ラジコンの竹中です。
いつもご訪問頂きましてありがとうございます。
今日敷地調査で三田駅周辺をぶらぶらしていたら、楽しそうな建物を見つけました!
普通のビルではない独特の雰囲気。
建物は総ガラス張りで、2階と5階に大きなテラスが配置されています。
まさかとは思い早速ネットで調べてみると、このビルは貸しスペースを設けたオフィスビルで「SHIBAURA HOUSE」と呼ばれて親しまれているそうです。
設計はなんと「金沢21世紀美術館」の設計者でも有名な建築家ユニットの「SANAA」によるものでした。
私が行った時には中には誰も居ないようだったので入れませんでしたが、上記リンクにイベント情報もあるようなので、気になる方は覗いてみてください!
さて、本日はご近所からの依頼を受けてポストの改修工事のお手伝いをさせて頂きましたので、そのご紹介をしたいと思います。
駐車場の斜路にポストポールが建っているので、車を買い替えるのを機に斜路を避けた位置に本体を移動させたいというご依頼でした。
ポストポールには街灯やインターホンも付いているので、これらを撤去した際の電源の供給が第一の課題でした。
現状は地中からポール内を配線が伝ってきているのですが、地中から配線しようとすると地中付近の工事が手間なので、階段裏を伝って奥の壁から供給することにし、ポスト本体は地面から浮かせて手摺に溶接することにしました。
横から見た途中の様子。
黒の塩ビ管で階段を伝って配管していので正面からは目立たなくなっています。
鉄板を曲げてその中から器具に配線しているので、本体は薄くてシャープな印象にすることが可能です。
裏の様子。
カバーはビスで固定します。
そして、こちらが完成した全体写真。
上から照明、表札、インターホン、ポストとなります。照明は街灯も兼ねるので、全体がぼんやり光るものを選定しています。
全体の幅はポストとインターホンの幅から決められており、極力幅を抑えて130mmとしています。
手摺と一体化されたようなシンプルなデザインとしました。
後ろの壁から配管することで足元には何もないスッキリとした印象に!
こうした、住んだ後での部分的な改修も昨今ではご依頼が多くなっております。
どんなに些細なことでも構いませんので、まずはご気軽にご相談下さいませ!
では!