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帰省ついでに「桂離宮」へ
2019.08.14こんにちは。
ブログが滞っておりまして申し訳ございません、
実家へ帰省しておりました。。
長い方は9連休も休みがあるみたいなのですが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
世間的にはお盆は中盤に差し掛かったようですが、関西の方はあいにくの台風。。
くれぐれもご注意ください!
私はと言いますと、実家の京都に10日から12日まで帰省しておりましたが、そのついでに念願の桂離宮に行ってきました!
現在桂離宮を観覧する際は事前に予約が必要で、しかも有料(1000円)になりましたのでご注意ください!
10日、京都駅に到着してすぐに桂離宮へ直行!
ちなみに10日の帰省時の新幹線はこんな状況、、東京から京都ののぞみ2時間半は座る事が出来ず立ちっぱなしでした。。
桂離宮へ向かうため阪急桂駅で電車を降り、ひたすら東へまっすぐ歩きます。
京都は東京と違って湿度が高いので歩いてるだけで汗がじんわり、、
天天有が見えてきたのでここでラーメンを一杯。
またひたすら東へ向かって歩きます。
桂川を右手に車道をテクテク。
ようやく受付が見えてきました。
外国の方もチラホラおられました。見学は約1時間で、ガイドによるツアーになります。
受付を済ませて時間になると一時待合場所に通されてそこで約10分ほど待ちます。
そして、、いよいよツアー敢行です!
にじり口のような狭い扉を抜けると左手に御幸門へ向かう通路が見えますが、
通路に掛けられている橋は敢えて斜めに掛けることで遠近感を出すようにしています。
右手には月波楼を見ます。
桂離宮自体が月を鑑賞するために作られた建物なので、月に由来する名前や意匠が存在します。
しかし、松の木が立っているため直接見通すことが出来ません。これは、松琴亭から見たときにこの入り口部分が見えないようにするために敢えて植えられています。
通路を真っ直ぐ進むと御幸門があります。が、御幸門の写真を撮り忘れておりました。
御幸門をくぐり表門を見ると通路があるのですが、手前は幅3.5m、しかし奥に向かうにつれて幅が狭まり2.5mとなっています。
ここも視覚操作による奥行き感の演出があります。
御幸門を後にしてきた通路を戻ると、次に見えてくるのが桂離宮の中でも最も格式高い「松琴亭」です。松琴亭は茶室なので、その途中にお客を待たせるための外腰掛がございます。
松琴亭では茶室や客を持て成すために使われるため、そこでの料理が準備出来るまでの間、外腰掛で客を待たせます。そのため、外腰掛の一部には着替えが出来る更衣室もございます。
松琴亭からの眺め。松琴亭外観は、東、北、西の三方から眺めるとそれぞれに異なる風情が楽しめます。。が、内部には入れないので少し物足りない気がしました。
斬新な青と白の市松模様も素敵です。
この棚に料理を置いて、下から火で炙ることで料理を温めていたそうです。料理は池の中船で運ばれてきます。なんとも優雅ですよね!
松琴亭を後にして次に見えてくるのは賞花亭。
苑内の最も高い位置にあること建物は消夏のための小亭です。建物の中からは後ろを見ると山の景色、前を見ると池の景色を見ることが出来るようになっています。
賞花亭を後にして次に見えてくるのは笑意軒。
こちらは後ろを見れば田んぼの風景、前を見ると池の風景になっています。内部は襖で仕切られていますが、天井は一つの繋がりをもっており、室内を広く見せる工夫がされています。障子の下や壁には凝ったデザインが見られ、特に面白いのは取手。
船や弓の矢の形をしています。
賞花亭を後にすると見えてくるのが、書院です。
桂離宮の中枢をなす書院群は、東から古書院、中書院、楽器の間、新御殿と雁行型に連なって立ち並んでいます。時代によって増築され、それらが廊下で繋がっています。
月見台から見た景色を楽しみにしていたのですが、、
なんと、、
内部には入れませんでした。。
少し残念な気がしますが仕方ないですね。
最後は月波楼とっても凝った形の樋を見てお別れです。
内部からの見学が出来ないのは残念でしたが、京都帰省のいい思い出になりました!
次は雪化粧をした桂離宮を見に行きたいので、また真冬の時期にお目に掛かりたい
と思います!
では!