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空き家活用を考える
2019.08.07こんにちは!
いつもご訪問頂きましてありがとうございます。
35度を超える猛暑日が続きますが、体調はいかがですか?
昨日役所に用事で行ってきたのですが、建物の中と外の寒暖差で体調がおかしくなりそうでした。。。
この時期になると、熱中症について色々ニュースで対策が発表されていますが、個人的に効果的だなと思ったのが冷たいペットボトルで手のひらを冷やしながら歩くことでした。
冷却効果があるみたいで、持っていない場合と持っている場合とでは体温が0.5度近く下がるみたいなので私も早速試してみたのですが、背中のじんわりとした汗が引いていくのが分かりました!
個人差はあると思いますが、是非試してみてください!
先日の土曜日、北千住でトークイベントが開催されていましたので、出席してきました。
北千住は約10年ぶり。友達が住んでいたことにはよく通っていましたが、それっきりだったので久しぶりな空気感にしんみりしておりました。
東口から出て、開催場所の千住桜堤中学校を目指します!
着いた時はまだ早かったのか人はまばらでしたが、トークイベントが始まると満席になっていました!
テーマは空き家活用!
先住で不定期で開催されている「先住でつづく」〜つながりを集める〜の第一弾、大阪から空き家利活用の母こと川幡祐子さんをお招きしてのトークイベントでした。
トークイベントは大阪で空き家をリノベーションしてシェアアトリエとして活用した「ヨリドコ大正メイキン」という物件を中心に、空き家活用の課題や方法についてのご紹介でした。
「ヨリドコ大正メイキン」は築65年の長屋をリノベーションしてアトリエ、住居、店舗が一体となったさまざまな人が利用出来る場所となっています。
トークをされる川幡さん
こちらの物件の素晴らしいところは、建物に対する愛着を共有するため、その内装のほとんどをDIYで自分たちで工事されたことだと思いました。一般的には建物をリノベーションする際、工務店や工事業者に一括してお願いするところですが、工事の一部を自分たちで実施することで愛着がわくだけではなく、工夫をすることで業者に頼むより安く仕上げる事が出来るという利点があります。
また、その工事の一部を自分たちでSNS発信する事で、宣伝効果にもつながりますので入居者を募る際にも効果的ですね!
実際「ヨリドコ大正メイキン」もさまざまなプロモーション活動をする事でたくさんのメディアに取り上げられたそうです。
しかし、このような商業施設のDIYは色々な波及効果を生みますが、短所もあります。プロに比べて要領が悪くなりがちなので時間が掛かりますし、クオリティという面ではプロが仕上げたものに比べると目劣りしてしまう部分はあります。
しかし短所部分をオーナーや入居者に理解して頂く事が出来れば短所ではなくなりますよね。「ヨリドコ大正メイキン」の話をお聞きして感じたのは、このようなプロジェクトの大切なところは短所に目を向け解決する事も大切ですが、それ以上にどのようにして長所を伸ばしていくのか、という事だと思いました。
その方が夢も膨らみますしね!
空き家は社会問題となっておりようやく国も直接民間に補助金を出す動きになってきているみたいなので、今後解決に向けて発展していく分野として注目ですね。
空き家の使われ方の多くは物置として使用されている割合が高いので、物置として使用しながら空きスペースを有効活用する仕組みを提案することも大切です。
そのためにはホームインスペクションや税理関係だけではなく、整理アドバイザーなどといいた専門分野の方々との協働も必要になってきますね。
建築士も建築の分野だけではなく、横断的な知識が必要になってくる時代に移り変わろうとしているのですね。
私も様々な方との人脈を大切に、これからの時代に必要となる建築士になれるように邁進していこうと思います。
⬛︎トークイベントの総括
・空き家活用についてはオーナーと双方にアイディアを出し合い、じっくり時間をかけて 話し合うことが大切。
・行政に連携を積極的に働きかける。
・国の補助金を積極的に活用する。
そして、、
・まず一つ、魂を込めてつくる!(これが一番重要!?)
→次のビジネスに繋がるなど新しい価値を生み出す動きが連鎖的に起こる!
以上です!
今後の皆様の一助になれれば幸いです。
では!
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千住でつづくイベントについて、
詳しくはこちらのホームページにも紹介されていますのでご参考ください
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「ヨリドコ大正メイキン」はこちら
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