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食洗機イロイロ
2019.08.01こんにちは！
ラジコンの竹中です。
ようやく梅雨が明けましたね。明けたと思ったら30度を超える真夏日、毎日うだるような暑さが続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
私は先日プールに行ってきたのですが、50mですでに息切れ。。
やはり学生の頃に比べると体力が落ちてますね。本格的に体力作りに励もうと思います。
さて、本日は奥様のキッチン生活の要となる食洗機についてですが、国外製と国内製とでは機能が全く異なっている事、ご存知でしょうか？
一度はキッチンのリフォームや食洗機の導入を考えた方がある方は、もうお分かりかもしれないですが、ほとんどの方は家づくりやリフォームは初めての経験だと思います。
そのような方々の中にも、食洗機を新たに導入したい！と思われている方は多いかと思います。そんな方々にとって、ほんのわずかでもご参考にして頂ければ幸いです。
まずは国内製の食洗機からですが、
国内製でシェアが高いのは、やはりﾊﾟﾅｿﾆｯｸやﾘﾝﾅｲの製品かと思います。
後付け可能な小ぶりな卓上タイプもあるので、リフォームを検討していない方も導入が可能です。卓上タイプは幅が45ｃｍ、55ｃｍとあるようですので、お好みに応じて選ぶことが出来ます。
ﾊﾟﾅｿﾆｯｸ 卓上タイプ食洗機 NP-TH1
ただ、卓上タイプの場合は食器洗浄機用の水栓が今お使いの水栓とは別に必要になってまいります。新たに水栓を用意するとなると大工事になるので、そんな方には、現在お使いの水栓に取り付けられる分岐水栓というものがございます。
現在現在使用している水栓に適合する分岐水栓をお選び頂ければ、新たに水栓を用意する必要はございません。
国内製の水栓なら、ほぼすべて網羅している？みたいなので、TOTOさんに水栓の機種を
問い合わせてみるのが第一歩ですね。
また、リフォーム等でキッチンを全てやり替える予定の方は、専用の水栓をカウンターの上に取り付けることで対応も可能となっております。
■TOTO製 食器洗浄機用水栓 THF22
食器洗浄器用の水栓がなくても、後から取り付けが出来るのであれば洗浄機のある生活も夢ではないですね。
しかし、この卓上タイプの食器乾燥機は日本からしか売られておらず、海外のものはそのほとんどがビルトインタイプになっております。
日本製にもビルトインタイプの食洗機はございますが、そのほとんどが幅が45cmのものが多く、（60cmのものもございますが、）海外製のものに比べると庫内容量が小さくなっております。
■ﾊﾟﾅｿﾆｯｸ ビルトイン食器洗い乾燥機 NP-45MC6T
しかし、海外製の、例えばドイツのミーレの食洗機は幅45cmのものと60cmの2種類ございますが、どちらも日本製のものと比較して庫内容量が多く、またｶｺﾞが前に引き出されてきますので、出し入れしやすくなっております。
■ミーレ ビルトイン型食器洗浄機 G6620 SCU JP
大きな鍋やフライパンも楽々入れることが出来、それぞれのカゴも取り外しが出来るので便利な作りになっています。
洗浄機の造りは使い勝手を考慮して造られていますので、日本製と海外製の造りの違いは日本と海外の生活習慣の違いが反映されています。
海外製のものは、「一日分の食器を洗浄器内にため込んで、夜寝る前にスタートし、寝てる間にゆっくり洗浄、朝になったら洗浄されたものが乾燥している状態になっている」
ということを前提に作られていますので、
庫内容量も大きく、瞬時に乾かす必要がないので乾燥機能もついていません。
まさにホームパーティや家族で食事をすることの多い海外ならではの考え方ですよね。
また、洗浄が終わると自動的に扉が開き、庫内の湯気を放出するという機能までついているので、驚きです。
ちなみに薄いガラスやデリケートな食器などは、高温洗浄、や乾燥させてしまうと割れてしまう恐れがあるので、ほとんどの食洗機ではワイングラスは洗えないのですが、ミーレの食洗機では、ワイングラスのリーデル社と共同開発をし、ワイングラスまで洗浄出来るようになっています。まさに、食器の為の洗浄器です。
では、日本製のものはどうかというと、海外製のものに比べ庫内はコンパクトに作られています。それは、一度の食事ごとに食器を洗い、一日に何回も使用することを前提に作られているからです！食器を洗い終わるとすぐに片付ける必要があるため、そのために乾燥機能が必須なのですね。
以上のように、食器洗浄機を導入される場合は、どのようにして使用するかをあらかじめ想定して導入することをお勧め致します。
繊細な食器やワインがお好みの方、一度に何度も洗う必要のない方等は海外性が良いですし、食器を完全に乾かして頻繁に使いたい方なら日本製といった具合に。
是非ご参考下さいませ。