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渋谷の地下が面白い!
2020.01.27こんにちは、ラジコンの竹中です。
昨日は渋谷のホテル「koe」で打合せでした。谷尻さん設計の建物ですが、内装は至ってシンプルかつ大胆に、下地や配管が露出されたままになっています。
こういったデザインが良いのか悪いのかはさておき、トレンドであることは間違いないですね。仕上げを作らないこうした手法は予算が限られている場合に有効ですね。天井全てに掛かってくる石膏ボードと塗装の費用が丸々無くなるわけですから、お手頃です。コスト減をそのままデザインに落とし込んだ最近ならではの手法ですが、配管むき出しに慣れない方もおられるので評価は人それぞれですね!
打合せの後は昨年の11月にリニューアルオープンした渋谷パルコを詮索。
1973年に渋谷の街に登場したパルコは、その当時のファッションビルのアイコンとして颯爽と登場し、オシャレに敏感な若者のアイコンとして存在してきました。
1990年代まではファッションの価値観が画一化されていましたが、2000年代に突入するとその価値観が多様化し、同時にアイコニックな存在の価値が揺らぎ始めてきました。
渋谷はかつての若者のファッションや流行のアイコン的存在としての街から、多世代が交流出来る街へとシフトしつつありますよね。
それに併せてのパルコのリニューアル。
これは必然だったのかもしれません。
そんなパルコは以前の建物に増して、街と繋がろうとする意識の強い建物になっていました。建物の真ん中に道路を貫通する通路を設け、外階段から屋上広場まで上がることが出来る作りになっていました。
そんなパルコですが、地下がまた面白かったのでご紹介。
見たことがないようなお店が路地のようにひしめき合っていて、商店街に迷い込んだかのような構成には驚きです。
こうしたビルに入る飲食のテナントって、通常は壁があり入り口がありというような構成で、通路に対しては比較的閉鎖的なのですが、パルコは通路に対して開放的で一味違った工夫がされています。
こういったディスプレイも、どこかの商店街みたいなようです。
中にはこういったゲテモノ専門店もあり、変わった特徴のお店が沢山入っているのも特徴です。
こちらの店は昼間は普通のカフェですが、夜はゲイバーになるみたいです。
渋谷パルコだから出来るリーシングなのかも知れませんね!
PARCOの「C」!
以前の建物についていた看板の一部でしょうか!?インスタスポットも完備です。
地上部分は主にファッションテナントが多いのですが、6階の任天堂ストアが連日大行列で凄い人気みたいなので気になって行ってみました。
任天堂は、日本はもとより海外でもとても人気が高いようですね。
行列のほとんどの方が外国の方でした。
そのほかにもポケモンセンターやジャンプショップなど、我々世代の五感を刺激する懐かしいキャラクターも勢ぞろいでした。
皆さんも是非、リニューアルした渋谷パルコに立ち寄ってみては如何でしょうか?
新しい発見があるかもですね!
では!