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洗面所+αの考え方を!
2021.10.23こんにちは!
ラジコンの竹中です!
前回ブログを更新してかれこれ1ヵ月半。。
仕事を優先するあまり中々ブログを書く時間を確保することが出来ず、、
って言い訳ですよね。。
最近はブログよりお手軽なインスタの更新頻度が高いので、こちらも併せて
ご覧頂けたらと思います。
インスタはどちらかというと写真メインですが、ブログは文章メイン。
文章は考え込まないと書けないのでどうしても先送りにしがち。。
でも、
辞めません!
少しでも読んで頂ける方がおられるなら、更新頻度が低くても書き続けようと思いますので、応援お願い致します!
さて本日は、洗面所や手洗いなど、衛生に関するお話をしたいと思います。
緊急事態宣言が解除されつつありますが、それでコロナがなくなるわけではありませんよね。マスク着用、手洗い、うがいは今後も継続する必要があると思います。
そこで考えないといけないのが、洗面所のあり方についてです。
一般的な洗面所は、写真のように脱衣所と兼ねて浴室の近くに設えられることが多いのですが、以外と不便な場合がございます。。。
それはどういうことでしょう??
それは、、、、、、
「誰かがお風呂に入っている時に洗面所が使えない」ということです。。
特にホテルライクな雰囲気の洗面室をお好みの方に人気の、浴室と洗面所をガラスで仕切ったような洗面所の場合は、丸見えになってしまいます。。。
かといって半透明のガラスを採用したとしても、シルエットは見えてしまうので根本の解決にはなり得ません。
特に年頃のお嬢様がおられるご家庭では気にされることが多いようです。
お風呂に入っている時に、特にお父さんには入ってきてほしくない!!
そうなるのも仕方ないですよね・・・
確かに、いくら家族とはいえ、互いのプライバシーを犯してしまうことは、極力避けるべきでしょう。入浴や洗面などは、家族間で時間が被ってしまうことも多いので、なおさら考えないといけない項目の一つです。
では、どうするべきか・・・
まず1番目の解決方法は、別に洗面所の代わりを設けることです。
脱衣所の洗面が使えない場合に、別で用意してあげればたとえ入浴と洗面が家族間で被ったとしても、互いにストレスを感じることにはなりません!
ではどこにその洗面としての機能をもってくるか。
一番手っ取り早いのは、トイレの手洗いなどと兼用させるという考え方です。
こちらは「中野の住宅」のお手洗いの事例となりますが、トイレ内に手洗いを設けるのではなく、トイレの隣に計画することで普段使いが出来るように工夫しております。
玄関からも近いので、帰宅後にすぐ手や顔を洗ったり出来るのでとても重宝しています。
そのほかにもキーフックやマスク掛けなどもこの洗面台を中心に計画しています。
図面で見るとこんな感じです。
トイレの中に手洗いスペースを設けるのではなく、外に設えることで動線の中心に計画されていることがお分かりになると思います。
洗面所の他のこのようなスペースの計画が、コロナ渦の時代には必要になってくるのではと思い実験的に採用しましたが、中々良い計画だったと思います。
その他には、寝室と階段の近くに設けるのもオススメです。
こちらは、寝室からリビングへ至る廊下の途中に設えられたちょっとした洗面エリアです。お嬢様が二人おられるお父様のために設えました。朝起きてわざわざ洗面室に行かずとも、ここで歯磨きや、洗面が可能となります。歯ブラシなどは洗面横の収納内に隠す事もできるので、すっきりした印象になります。まさにお父さん専用といった感じのスペースですね。
その他には、スペースにゆとりがあれば、洗面所と浴室の中間に「脱衣所」を設けるのもオススメです!
実は一番要望として多いのが、この脱衣所の考え方です。
しかし、東京都内の場合は土地が狭い上に容積にも限りがあるので、脱衣所の計画が難しいのも事実。。
採用したくとも採用出来ないのですが、稀に採用が可能な場合があります。
こちらの住宅は比較的土地が広く容積的にも余裕が出来たので、積極的に採用しました。
写真がないので、こちらは図面のみとなります。
まさに理想的なプランですね。
普段は広々と使用出来るように、仕切りはロールスクリーンを採用しております。
服を脱いだりお風呂に入っている時だけロールスクリーンを下ろしておけば、洗面所は普段通りに使用することが可能です。
中にはこんな計画もありました。
洗面所内に、脱衣スペースとしてUの字にカーテンレールを採用したケースです。
少し無理矢理感があるのですが、服を脱ぐ時だけ隠したいのであれば、これくらいでも良いのかもしれませんね。
洗面所の計画は、家族間の中でもプライバシーを考慮してあげなければいけない場所になります。
また、手洗いやうがいが必須となる昨今、洗面所+αの機能を積極的に考えてみてはいかがでしょうか?
では!