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作り付けだけが家具じゃない

2021.05.27

こんばんわ!

ラジコンの竹中です。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

最近はステイホームにも慣れて外出することがほとんどなくなり、いよいよお腹の

贅肉がヤバい感じになってきました。

運動やジョギング等で脂肪を燃焼させないと!とは頭では思うのですが、

体がついていかないのが現状です。。

家の中で手軽に出来るダイエット、何かないでしょうか??

最近本当に悩み出してきた、38歳男子です。。

さて、そんなステイホームではありますが仕事となるとそうもいかないのが現状。。

我慢せねばと思いながらも、先日千葉県まで足を伸ばして家具屋さんのショールームに行ってきました。

アンティーク家具を多く取り揃えておられる「ICCA」さんです。

http://icca-life.com/

事前完全予約制なのでご注意を!

ICCAさんではただアンティークの家具を取り揃えているだけではなくて、家具を分解し再度組み立てたりしてオリジナルの家具として蘇らせたりもされている、すごい家具屋さんです。

 ショールームの半分くらいが工房になっていて、そこはまるで秘密基地のようでした!

集めてきた家具をパーツごとに分解したりされるので、分解されたパーツなどがひしめき合っています。

奥に進むとかなり本格的な工房もあり、ここで職人さんが日々家具と向き合っているとのことでした。アンティーク家具と聞くと、単純に古い家具を売っているだけなのかと思っていましたが、その考えがここにきて吹き飛びました。

古くて使えなくなった家具をもう一度使えるようにリペアし、必要に応じて分解して再度組み立てる。この工程こそがアンティーク家具の魅力なんだなと感心しました。

 家具って一度ガタがきて使い物にならなくなると捨ててしまいがちですが、そんな家具たちもプロの目には違って映るのかもしれませんね。

 古くなってゴミ同然となってしまった家具たちを違う視点から見ることで、新たな価値が見出され、古いけれども新しい家具としてリユースする。

 そんな地球環境にも優しい温かさがこの工房からは感じ取れます。

ショールームには息を吹き返した家具たちがたくさんあります。

実物はホームページからも確認出来ますので、詳しくはそちらをご覧ください。

新しい家具にはない古木の風合いがなんとも言えません。

仕事柄、家具も建築と一体化されたものとして都度空間に合わせてオーダーで作ってきたのですが、このような置き家具もまた独特の風合いがあって良いですね!

ところで、建築空間には「作り付けの家具」と「置き家具」の2種類あるのをご存知でしょうか?

簡単に申し上げますと、作り付けの家具とは、動かせない家具のことを言い、建築にあらかじめ組み込まれたものを指します。

「置き家具」とはダイニングテーブルや椅子などのような動かせる家具のことを言います。

それぞれのメリットデメリットは下記のようになります。

「作り付けの家具」

メリット:建築空間と一体で作るのでスッキリとした統一感のある空間を作る事が可能。

デメリット:自由に動かすことが出来ないため模様替えなどに適さない。

「置き家具」

メリット:雰囲気や好みに合わせて自由に選ぶ事が出来、引越しなどにも対応が可能。

デメリット:置き家具を買い集めた時、バランス良く配置しないとちぐはぐな感じになって

      しまいがち。

あくまで私見ですが、概ねこんな感じだと思います。

家具一つとってみてもいろんなテイストがありますので、自分好みの家具を探すのもワクワクして良いですよね。

自分探し?的な。

好みの家具が分からない、どういった家具があるのか紹介してほしい!みたいな相談事でも良いので、家具をお探しの方は是非一度ご連絡下さい!

家具のみのコーディネートも承ります!

私が特に気に入ったのはこちらの鏡たち。。。

こんなに家具があるのに鏡?と思われがちですが、なんとなくデザインが違う小さな鏡を

2つか3つ壁に飾ると可愛いのかと。。。

今回はこちらのショールームでお目当の家具を購入!とはならなかったのですが、機会があれば一度は購入したい!そう思う事が出来る素敵なショールームでした。

PS:ちなみに最近購入した家具はこちら↓↓↓

アーコールの社製のテレフォンベンチです。現代では携帯電話での通信がメインとなり電話機を使うこともなくなってきましたが、当時は画期的で斬新なデザインだったと思います。

 当時の方は長電話をこのベンチに座ってしていたと思われるアイテム。その風情と可愛らしいデザインに一目惚れして即買いしてしまいました。

玄関の前に置いて、靴を脱ぎ履きする際の腰掛けとして使おうと思います。

皆さんもぜひ楽しい家具Lifeを送ってくださいね!

では!