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シンプル巾木でスッキリと

2022.09.01

こんにちは、ラジコンの竹中です。

いつもご訪問頂いてありがとうございます!

今日から9月がスタートしますね。

9月1日は弊社の創立記念日でもあります。事務所を開設して丸4年。今日から5年目がスタートします。おかげさまで最近は問い合わせも多くなってきて、忙しい日々を過ごしております。

最近ようやく涼しくなってきましたが、ジメジメした気候でなんだかスッキリしない天気が続きますね。

そんな時におすすめしたいのがこちら↓↓

JY-100WT

ドリテックの除湿機「クアラ」です。

4.5畳までの小空間に対応しているので物置や押し入れで活躍してくれるのですが、驚きなのはその電気代。1日12hの使用で約7.5円/1ヶ月で約225円と超経済的です。

我が家の半地下の納戸でも活躍してくれています。

半地下や地下室では湿気が溜まりやすいので除湿機は必須アイテムです。

こちらはコンパクトでデザイン性も高いので置き場所にも困らず、水は溜まると自動的に電源がオフになるので水こぼれの心配もございません。

湿気やカビにお困りの方は是非一度検討してみてください!

さて、前置きが長くなりましたが今日はスッキリ見える巾木のデザインをご紹介しようと思います。

皆さんは巾木がなぜ付いているのかご存知ですか?

まず1つ目は、床と壁の隙間を隠すためです。

隙間?と思うかもしれませんが、

実はこの隙間があることによって、地震などで壁や床が

動いた時に力を逃がすことが出来ます!

しかし、この隙間がそのままだったら、あいだにゴミが入って壁の裏が埃溜まりになったり、

クロスが捲れてきたりとあまり良くありません。そのため、巾木を付けて、この隙間を隠しています。

そして、

2つ目は衝撃や汚れから壁を守るため。代表的なものでは、掃除機や足が当たった時に巾木が緩衝材となって壁が痛むのを防いでくれます。この壁の端部というのは以外とデリケートで、壁の多くは石膏ボードで作られていて、その小口は痛んでくるとボロボロ削れてきます。。

その度にいちいち補修するのは大変ですよね。

そうならないためにも、巾木は付けた方が良いのです。

ですがスッキリ見せたい時には結構邪魔な存在になります。

どうしてもラインが強調されてしまうので、最近では巾木を付けない建築家の方も多くおられます。しかし、建物の性能のことを考えると、あった方が良いし、でも、空間はスッキリ見せたい。

そこで、私が最近よく好んで使用する巾木がこちら。

創建という会社の、天井の見切縁に使用するものなのですが、これを巾木で利用します。納まりはこんな感じ。

先にフローリングを貼って、そこに巾木を置いてボードを落とし込みます。こうすることで壁が浮いたような印象になり、スッキリした印象で見せることができます。

スッキリ見せることができるだけではなく、壁と床の隙間を確保しながら埃が裏に溜まるのも防ぐことが出来、ボードの小口も守れます。まさに一石二鳥。

しかし、この納まりは施工に慣れていない業者さんだと難しかったりするので、あらかじめ打ち合わせで納まりを検討する必要がございます!

次がこちら↓↓

汚い写真で恐縮ですが、こちらは樹脂製のL型のアングルです。これの良いところは、その薄さです。たった1.5mmしかありませんが、L型形状なので強度も出せます。これを、壁と床の間に差し込みます。

施工もとっても楽なので、オススメです。

ほぼ壁と一体化されています。

このように、巾木として市販で流通しているものは厚みが厚かったり、

存在感があるものが多かったりするのですが、見方を変えることで様々なものを巾木として転用することが可能となります。ちなみにこちらはいたってシンプルに、厚さ1.2mmのステンレス板を貼っただけのものです。↓↓

床のタイルに合わせた意匠とすることで、その存在を消しております。

いかがだったでしょうか?

巾木の魅力分かって頂けましたでしょうか?

少し専門的な話になってしまいましたが、巾木のデザインは奥が深くて、色々楽しいですよ!皆様も、この巾木の世界にはまってみてはいかがでしょうか?

では!